視線恐怖症」とは・1

視線恐怖症とは、人に「見られている」ことで恐怖心が芽生え、それによって自分の個性を抑制してしまう病、だと私は思います。


なぜ「見られる」ことが「恐怖」に変わってしまうか、という点については、自らの経験がそれを物語っていると考えられます。「視線恐怖症」の人は、自分自身も他人を偏見の目で見た経験がある為、そういった恐怖心が発生するのです。
そして、それはとても幼い頃から、誰もが経験する当然のことの一つです。


幼稚園や小学校。
幼いころの集団生活で、人間は初めてたくさんの他人と接することになります。冒頭にも述べましたが、人によって生活環境はさまざま。色々な性格の人間がいて当然なのです。そこで、初めて「先生」と呼ばれる人から知識を教えてもらうわけですが、教育の現場では「叱る」という場面がたくさんあります。


先生が叱る人
先生に叱られた人


自分ではない誰かの行動を目にした時、私達は先生に対して「怖いな」という感情をもち、叱られた人については「皆の前でかわいそうだ」などと同情したりします。そして「自分は気をつけよう」と学ぶのです。
幼い頃から「自分以外の誰か」を見て過ごしている私達は、無意識の内に「見られている」人の心理まで読み取ろうとするのです。
そういった心理こそ、「視線恐怖症」の原点ではないでしょうか。
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